
メープルシロップはどのようにして作られるか知っていますか?
実は、サトウカエデの樹液が採れる時期は限られています。3月下旬から4月上旬、カナダはまだ雪深い時期の数週間で樹液の収穫が行われるのです。その方法は、昔は木に蛇口のようなものをつけてポトポトと落ちる樹液を容器に集めていましたが、現在はチューブを木に取り付けて、真空ポンプで砂糖小屋に集められます(収穫期の前にファーマーと呼ばれる樹液採取者が木の幹に採取口を取り付け、チューブをつなげます)。
タンクに集まった樹液は、大きな鍋で40分の1程度に煮詰められ、これでメープルシロップのできあがり! とてもシンプルだと思いませんか?
完成したメープルシロップは103℃で30秒加熱して殺菌し、フィルターでろ過して瓶に詰められ、出荷されていくのです。サトウカエデの樹液だけでできているピュアメープルシロップ。ミネラルや自然の成分が、奥深い味わいを作り上げているのです。
|



|

メープルシロップには等級(グレード)があるのをご存じでしょうか。
収穫された時期、光の透過率、風味などによって5段階に分けられ、エキストラライト、ライト、ミディアム、アンバー、ダークがあります。チェックはカナダ政府によって行われ、このチェックを受けないとピュアメープルシロップの認定をもらえません。
まず、収穫期のはじめに獲れるのが「エキストラライト」、一番搾りです。繊細で澄み切った甘みは、アイスクリームやフルーツにぴったりです。
続いて「ライト」。こちらは爽やかな香りと優しい甘みが軽い味わい。トロピカルフルーツや杏仁豆腐にも合います。
「ミディアム」は甘み・香り・コクのバランスが良く、万能な味。砂糖の代わりに使うのもおすすめです。
「アンバー」は少量でも華やかなメープルの香りが広がり、ヨーグルトにぴったり。トーストやクレープ、プリンなどと合わせるとコクを味わえます。
「ダーク」は濃厚な甘みと香りが広がる、上質な黒蜜のよう。ずっしりとした焼き菓子や、あんみつなどの和のお菓子にもよく合います。その日の気分でメープルシロップを使い分けるのも楽しいかもしれませんね。
|